会員の皆さん
こんにちは、代表の古川です。
2022年最後の会報となりました。今年も1年間ありがとうございました。
まだコロナの影響やウクライナ戦争など悪いニュースも多い年でしたが、フグ業界にとってはシンガポールの養殖フグ解禁、オーストラリア向けフグの初輸出など将来に向けて明るい話題を提供できました。
活動
1. 当会の理事
株式会社関門海の山口久美子代表が当会の理事に就任されました。中国、シンガポールにも展開されている玄品フグの協力を受けて、国際ふぐ協会に寄与していただけるものと期待しております。
早速、年明けにはシンガポール店で「旬の養殖フグ白子のプロモーション」を行いたいと思っています。
2. 日本経済新聞への記事掲載
日本経済新聞に天然トラフグの海外販路開拓の記事が掲載されました。福岡県鐘崎漁協の高級天然トラフグを海外へとの内容でコメントしました。
3. 今年の活動を振り返って
1月
当協会香港・マカオの代表には氷室 利夫氏がこの度は当会が推薦していた「令和3年度 日本食海外普及功労者」に任命されました。
2月【シンガポール日本産フグと魚プロモーションin KURIYA】
1カ月間に渡りシンガポール日本料理高級店「厨ダイニング」にて、日本産フグ、ブリ、ホタテを試食してもらうプロモーションを実施しました。
2月【マレーシア日本産フグと魚プロモーション】
首都クアラルンプールの高級料理店「NOBU」にて日本産フグ、ブリ、ホタテ、タイのプロモーションを実施し、地元のシェフ、バイヤーを招聘しました。
サンプル提供にご参加いただいた企業様は、(株)吉田水産さん、(株)海さん、(株)道中さん、ミツイ水産(株)さん、JF新松浦漁業協同組合さん、(株)永野商店、山西水産(株)さん、(株)山賀さんでした。ありがとうございました。
3月
全国海水養魚協会の総会に出席。今年の養殖フグの販路拡大について意見交換しました。
4月【大阪シーフードショーにて国際ふぐ協会ブースを設置】
ブース内で当会の活動内容を展示しました。
目黒寄生虫会館とフグの寄生虫研究の協力をしました。
7月
日本政府とシンガポール政府との間で養殖フグの白子、皮、ヒレ部位が輸入解禁されることが決定しました。
8月
シンガポール養殖フグ輸入解禁の緊急現地説明会を実施しました。
9月
大使館のシンガポールジャパンクリエーティブセンター(JCC)で養殖フグ解禁記念イベントを実施
10月
マレーシアでのフグプロモーション
Japas by Jeff Ramseyレストランでレストラン関係者を招待し、ふく刺身のデモンストレーションや説明会を実施しました。
11月
日本食品衛生学会 長崎ふぐフォーラムにてフグ食文化の国際化をテーマに講演しました。
「養殖ビジネス」や「水産界」へフグ輸入解禁の内容を寄稿をしました。
以上、今年もお蔭様で精一杯できる活動をやることができました。
来年はさらなるフグ食の拡大に貢献できるよう積極的に活動したいと考えております。引き続き皆様のご理解とご協力のほど、宜しくお願い致します。