ふぐ
日本のFUGUは安全で美味しい

「国際ふぐ協会」会報 Vol.73

会員の皆さん こんにちは、代表の古川です。

今年も帰省が心配されるコロナ3年目の冬がもうすぐです。

私も先日4回目のワクチン接種をしました。

インフルエンザも同時に流行するとの噂もあり大変ですが、皆様お気を付けください。

日本ではワールドカップが盛り上がっていますね。

選手の頑張っている姿に感動をします。

 

<活動>

1.長崎メッセ会場で『フグ食文化の高度化と国際化』の講演会が開催されました。

日本最大養殖フグ生産地の長崎県でフグビジネスの将来について、フグ生産、フグ毒、フグ経済、フグ国際化の視点での講演です。 大学教授の中で私だけ商売人でしたが、参加者は100名越えの盛会となり、先生方のお話も面白く、とても勉強になりました。

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講演内容のアーカイブが出ていますので、しばらくの間はご一読いただけるそうです。

 

2.11月29日はいいフグの日です。

全国海水養魚協会さんが日本記念日協会に登録されました。 海外で人気だったこのポスターがいいですね!

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10月には12名の会員の皆さんが私の下関新工場の見学に来てくれました。 下関唐戸市場との会合と会食にも参加いたしました。 今年は養殖フグ業者さんにとってよい年になればと祈念しています。

 

3.早稲田大学大学院でのビジネス研究発表。

元NHK記者の森さんより協力依頼があり、早稲田大学大学院経営管理研究科修士課程で、グローバルビジネスリーダーシップについて国際ふぐ協会の研究発表をしていただきました。

留学生が多数を占めるゼミで、中国や台湾、ペルー、モロッコ等のファミリービジネスの継承者となる学生が多く在籍しており、森さんのふるさと北九州のグローバルビジネスリーダーとして、国際ふぐ協会の活動を伝えるとともに、日本の食文化を留学生たちに紹介してもらいました。中国出身の学生が「ふぐ食文化はあるが怖くて食べたことはない」とか、台湾出身の学生は「ふぐの餃子があると聞いたことがある」と答えてくれました。モロッコやペルーなど中国・台湾以外の出身の学生たちは、初めはふぐ食にびっくりしていましたが、福岡県出身の学生や教授も加わって日本のふぐ料理の素晴らしさを伝えてくれたので「食べてみたい!」と盛り上がったそうです。古川会長が10年以上かけて日本のふぐを世界に広めようとしていることを、留学生も日本出身の学生も興味津々でした!とのこと。国際的にもフグビジネスを担ってくれる若者が出てくると期待しています。

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4.シンガポール輸出でトラブル発生と旬の生白子の宣伝。

10月からシンガポールでフグメニューも実施しているレストランから、インスペクションが多くて困るという声が聞こえてきました。「インスペクション」とはSFAが実際の商品と書類が正しいか、とフグ毒等の検査を行うための検品作業のことで、もちろん日本も他の国からの輸入品に対して行っています。しかし、FUGUとINVOICEに書いているとSTOPされ、許可がでるまで最大で2週間も荷物が動かせないとのことでは大ダメージとなってしまいます。そこで急遽、水産庁、厚労省や在シンガポール日本国大使館と相談して陳情を行いました。SFAの知り合いを通じて、保留されている荷物の解放を依頼して、翌日には全て対応していただきました。今後の経過も見て、改善されないようであれば、直接シンガポールに行って直談判いたします。また前回のプロモーションで反響が大きかったフグの白子ですが、年明けに旬の生白子を現地レストランで宣伝したいと計画しています。

 

5.養殖ビジネス10月号に寄稿しました。

養殖ビジネスの輸出のケーススタディーというテーマでフグ輸出の記事を書きました。

 

6.大日本水産会「水産界11月号」に寄稿しました。

いつも輸出プロモーションなどにご理解をいただいている大日本水産会が毎月発行している雑誌「水産会」に、シンガポールの養殖フグ輸入緊急レポートを書きました。

 

7. 記事掲載のお礼

マレーシアでの活動をみなと新聞さんに記事にしてもらいました。

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(みなと新聞さん寄稿)(Appeared in Minato Shimbun)

水産経済新聞さんは最近の活動情報をご紹介いただけました。

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(水産経済新聞さん寄稿)(Suisan Keizai Shimbun article)

 

いつもありがとうございます。今月は以上です。

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