ふぐ
日本のFUGUは安全で美味しい

「国際ふぐ協会」会報 Vol.68

会員の皆さん
 
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
 
本日は大変喜ばしい出来事がありましたので、いつもより早めに会報をお送りします。
 
<活動>
1.海外プロモーション活動
  ・シンガポールSFAは、現在のフグ筋肉部位に加えて、
   8/31から日本から養殖トラフグの皮、白子、ヒレを輸入することを決定しました。
   
   9月に私たちはシンガポールに行き、イベントを実施する計画をしています。
   可能であれば事前渡航して、商社さん達を集めて説明会を行いたいと考えております。
   
シンガポールフグ解禁までの経緯
  ・2011年シンガポールでフグの食中毒が発生し、日本からのフグ輸出については
   衛生証明書が必要となる。
  ・2014年古川会長がシンガポール食品展示会ホテルフードアジアFHA2014に
   出展。(この際にフグの皮、白子が通関できなかった。)
  ・2014年その後現地の商社に依頼しシンガポール政府(AVA)と交渉したが、
   フグの白子、皮、ヒレについて輸入の許可が下りず。
  ・2015年現地日本大使館にも協力してもらい、直接シンガポール政府と交渉する。
  ・同年 シンガポール政府からフグ毒性に関する文献を要望され水産総合研究
   センターに依頼し、文献を収集して提出。
  ・2015年シンガポールが許可している筋肉部位のみでフグ刺身の出荷スタート
  ・2016年日本の安全で美味しいFUGUを世界へ広めることを目的とした
   国際ふぐ協会を発起。
  ・2019年シンガポールのバイヤー、シェフ、メディアを日本に招待し、
   養殖場、市場、加工場、料理店、フグイベントを体験してもらう。
  ・同年 シンガポールでフグ商談会を実施
  ・同年 日本のフグ研究第一人者の教授を同行させ、
   シンガポール食品庁(SFA)と現地でフグ勉強会を実施。
  ・2020年シンガポールSFAより日本のフグ関係者に影響がないか聞いてほしい
   との要望で、日本の主要フグ生産者や漁師、市場、加工業者、料理店に
   アンケートを実施。
  ・2020年現地シェフや商社向けにシンガポールでフグプロモーションを実施
  ・2020年シンガポール地域代表にリンダ女史を就任。
  ・2021年コロナ禍でも現地高級中華レストランにてフグプロモーションを実施
  ・2022年一般客に向けシンガポール日本食高級レストランにて
   フグプロモーションを実施。
  ・2022年フグ白子、皮、ヒレの輸入解禁へ。
 
国際ふぐ協会念願の解禁国が1つ増えました。
次のターゲット国に向けて、今回の経験を活かし、準備したいと考えています。
 
厚生労働省さん、水産庁さん、農林水産省さん、大日本水産会さん、
水産物、水産加工品輸出拡大協議会さん、JETROさん、
シンガポール在日本大使館さん、全漁連さん、全国海水魚協会さん、
他フグ関係者の皆さん、国際ふぐ協会の皆さんに大変お世話になりましたこと、
心より感謝申し上げます。
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