ふぐ
日本のFUGUは安全で美味しい

「国際ふぐ協会」会報 Vol.66

会員の皆さん
 
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
 
日本では全国的に規制がなくなり2年ぶりのGWは凄い人出となりました。
ハワイ等に旅行に行く人々のニュースが懐かしくも感じます。
一方で世界でいち早くコロナから復活した中国でパンデミックとなり、
上海、北京でロックダウンです。
不自由な生活に戻らないように願うばかりです。
 
また、ウクライナ戦争で燃料の高騰、円安などもあり、
経済にも悪影響を及ぼしています。
市民への被害も甚大で、長期化する状況にうんざりです。
 
<活動>
1.シーフードショー大阪開催
 
   4月13日、14日とATCでシーフードショー大阪が無事開催されました。
  会場には2日間合計で前年比28%増の7027人のバイヤーが来られました。
  徐々に展示会も開かれるようになりましたが、大規模のものが少ないため、
  皆さん熱心に商談されていたようです。
  国際ふぐ協会のブースでは2~3月にかけてシンガポール、マレーシアの
  プロモーション、過去の台湾、中国、香港などでの活動などを展示して
  おりました。
 
  アメリカ向け、カナダ向け、フィリピン向け、ベトナム向けなど、
  沢山の商社、メーカー、料理店さんから訪問を受けまして、
  フグの輸出入、レストラン開業など、色々とお話を伺うことができました。
  後日、商社さんより沢山のアメリカ向けフグ資料を送っていただきまして、
  熱意がとても伝わり感動いたしました。
  今後フグ解禁に向けて各国に協力パートナーが増えることはとても心強いこと
  です。
 
  次は8月24~26日東京ビッグサイトでのインターナショナルシーフードショーで
  す。フグ業界を盛り上げるため、多くの関係者と連携してアピールしたいと思い 
  ますので、皆様ご参加ご協力のほど、どうぞ宜しくお願い致します。
 
2. シンガポール、マレーシアプロモーション事業報告
 
  2月に実施したプロモーションのまとめをホームページにて掲載中です。
  お手すきの際にご一読ください。
 
  「日本産ふぐ&水産物輸出拡大プロモーション」in シンガポール
 
  「日本産ふぐ&水産物輸出拡大プロモーション」 in マレーシア
 
3. フグの寄生虫研究
 
  東京にある目黒寄生虫館の小川和夫元館長は長年寄生虫を研究されている斯界の 
  第一人者です。以前当会のフグセミナーでもアニサキスについてご講演いただき 
  ました。その後お送りした日本海のマフグから新種のヘテロボツリウム属エラム
  シを発見され、「Heterobothrium gotoi」と命名されたそうです。
  ヘテロはエラに寄生する2 cmほどの虫で、マフグを処理するときには除かれるの
  で食品衛生上の問題にはなりません。
  また人間には寄生しませんのでご安心ください。
  論文に私の名前も記されていただき感謝いたします。小川先生は研究を続けられ 
  ておりますので、さらなる新発見を期待しております。
  個人的には虫は苦手ですが、絵ならまだ大丈夫です。
 
4. 世界の料理withフグ(今回から名称を変更しました。)
  今回の料理はアメリカのクラムチャウダーです。
 
  本場アメリカでは二枚貝としてよく食べられているホンビノスガイを使用する
  ようです。
 
  <材料>
  フグの身100グラム
  (今回はゴマフグを使用)
  ベーコン80グラム
  玉ねぎ一個
  じゃがいも一個
  にんじん一本を賽の目切りにする。
 
  <作り方>
  ・フライパンにバター20gを溶かして具材を入れて炒める
  ・玉ねぎが透き通ってきたら塩コショウして
  ・小麦粉大さじ2杯入れてダマにならないように炒める
  ・白ワインを入れてアルコールを少し飛ばすように炒める。
  ・牛乳を水の計400gとコンソメ一つ入れて煮込む
  ・食べる際にパセリや砕いたクラッカーを浮かせる。
 
  クリームにフグや貝が絡んで絶品です!
 
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
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