ふぐ
日本のFUGUは安全で美味しい

「国際ふぐ協会」会報 Vol.64

会員の皆さん
 
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
 
ロシアがウクライナに侵攻して一般人に多くの犠牲者がでるなど、
21世紀とは思えない情勢の中で、世界経済も悪影響を及ぼしています。
またイギリスでは政府がコロナウイルスの規制をもうやらないと決めるなど、
対策が国々に分かれています。
2年前の日本ではこのような事態を全く想像できずにいました。
海外との取引はリスクが常にあり、コロナ禍では国内の商売だけの方が安全であるかもしれません。
しかし、長い目でみれば人口が減っていく日本の中で、
我々は積極的に海外の人達と連携し、共栄していくことが不可欠と考えます。
 
<活動>
 
1.今月はシンガポールとマレーシアの2つのプロモーションが同時に行われており
  ます。
 
今回はマレーシアの活動をご報告し、月末ぎりぎりまで開催のシンガポールは来月にいたします。
 
2月23日(水)に首都クアラルンプールの高級料理店「NOBU」にて日本産フグ、ブリ、ホタテ、タイのプロモーションを実施しました。
NOBU(ノブ)とは、松久信幸さんがオーナーシェフを務めるレストランのブランドです。
常客であった俳優ロバート・デ・ニーロさんと一緒に世界展開を行い、
現在ではアメリカ・カナダ、ヨーロッパ、メキシコ・カリブ海、中東・アフリカ、
そしてアジア各国にレストランやホテルを運営されています。
 
クアラルンプール店はマレーシアのシンボルである「ペトロナスツインタワー」内から、スターホテルのフォー シーズンズホテルに引っ越したばかりで、セレブリティなゲストから大変注目を浴びているレストランの1つです。
 
今回当協会のプロモーションの会場にてご利用させていただけたのは大変光栄なことです。当会マレーシア代表のアンディさん、スタッフの皆さんには心より感謝申し上げます。
 
プロモーションの大まかな流れは下記の通りです。
・NOBUの超有名寿司店ご出身のチーフシェフに今回のメニュー制作を依頼しました。素材には長崎県産の養殖トラフグ1kgサイズのミガキや白子を使ってもらいました。
 
・地元のバイヤー、レストランシェフ、マスコミなどのゲストに招待状を送りました。マレーシアもコロナ患者が激増していたのですが、幸い政府からのロックダウンはなく、魅力的なプロモーションにほとんどの方にご参加いただけました。
 
・私のご挨拶をはじめて英語でスピーチさせていただきました。
 短くて助かりました。(^^;
 
会場でフグ加工品を展示許可がでましたので、急いで8社のふぐ加工屋さんにお声がけし、サンプルを届けてもらい、英語表記のカタログも作って送りました。
 
参加いただいた企業様は、(株)吉田水産さん、(株)海さん、(株)道中さん、ミツイ水産(株)さん、JF新松浦漁業協同組合さん、(株)永野商店、山西水産(株)さん、(株)山賀さんでした。ありがとうございました。
 
大変すばらしいフグなどのメニューが提供されて、ゲストも大喜びでした。
私も現地で味わいたかっので誠に残念です。
 
試食前後には全国海水魚協会さんのフグのVTR「福の国」を上映しました。
皆さん真剣にご覧になっていました。
 
アンケートもしっかりと記載いただきました。
また試食会とは別にトラフグなどのサンプルを現地の各レストランシェフにも配っております。それぞれの反応を楽しみにしております。
 
このプロモーションの結果はまとめまして、
本プロモーション主催の水産物・水産加工品輸出拡大協議会HPまたは、
運営の当協会HPで掲載予定です。
 
2.シーフードショー大阪の開催 Seafood Show Osaka
 
3月から延期となり、4月13日~14日、大阪ATCホールで開催されます。
昨年はフグパビリオンと題して4社団体で出展しましたが、
今年も実施したいと思っています。
アフターコロナに向けて、新年度で挑戦しよう!と思われている方も是非一緒に頑張りましょう。
 
国際ふぐ協会の事務局はシーフードショーの事務局でもありますから、
出展準備から当日の試食などもしっかりとフォローさせていただきますので、
是非ともご連絡ください。
 
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
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