ふぐ
日本のFUGUは安全で美味しい

「国際ふぐ協会」会報 Vol.59

会員の皆さん
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
 
日本ではワクチンが国民の50%超えた効果か?
オリンピックから急拡大で行動規制を自粛した結果なのか?
9/27現在新規コロナ患者1,147人と減少してきました。
今月末には緊急事態宣言は解除されるでしょうが、
日常を取り戻すにはまだかかりそうです。
海外を例にワクチンパスポートなどの仕組みを早く作り、
日本経済の回復するを願っておりますが、
総裁選挙と衆議院選挙もあるので、先送りとなりそうです。
 
それでも季節は移り変わっていきますので、
サンマ、松茸、さつまいもなどが量販店で多く見かけるようになり、
朝晩は秋の気配をより強く感じるようになってきました。
 
フグは昔から秋の彼岸から春の彼岸が旬といわれましたので、
本格シーズンの開幕といきたいところです。
ただ昨年流行した養殖フグのヤセ病の影響などで、
在池量が少なく、久しぶりに相場高でのスタートとなりましたので、
業界関係者からの不安の声が多く聞こえてきます。
ただただ、活況を祈るばかりです。
 
 
<シンガポール>
 
プロモーションを予定しているシンガポールでとマレーシアの動向です。
まずシンガポール政府は24日に新型コロナウイルスの感染急拡大で3人以上の集まり禁止や原則在宅勤務などの措置を取り、
行動制限を再び強化すると発表しました。10月24日まで。
ワクチン2回接種が8割を超えましたが、
1日当たりの新規感染者数が9/25現在約1,949人(日本人口比42,000人)と増え続けています。
また外食はこれまで5人まで許可されていましたが、2人に制限されます。
アジアでトップクラスのワクチン接種率のシンガポール、今後の対応が注目されています。
 
 
<マレーシア>
 
日本に先駆け制限緩和に踏み切ったマレーシアですが、
現在ピークアウトはしましたが約8,300人/日(日本人口比31,000人)とまだ多いです。
今月10日より首都圏でロックダウンを解除し経済活動を再開させて、
徐々に経済活動が再開され、たくさんの人が行き交っているようです。
現在は飲食店の営業も再開し、アルコールの提供も許可されているようですが、
当然ワクチンを接種した人に限られ、座席の数も通常の50%に制限されています。
実際ワクチンパスポートがないと、どこにも行けなくなってきてるので、
自由のためにはワクチンを受けるしかないっていう風潮だと聞いてます。
マレーシア政府が、感染拡大の真っ最中に経済再開に踏み切った背景には、
ロックダウンにより経済の落ち込みがあったと現地ジャーナリストがいっているそうです。
ただ経済と感染対策の両立を目指した前首相は過去最悪の感染拡大を招いたとして、
就任からわずか1年数カ月で辞任してしまいました。
どの国も経済再開とコロナに苦戦しながら進んでいるようです。
今月の国際ふぐ協会の会議では今期両国のプロモ―ションの狙いを下記の通り位置づけております。
さて、狙い通りに動けるのか?
自国も含めてコロナ感染状況を注視しています。
 
 
<国内フグ業者活動のご紹介>
 
マレーシアといえばイスラム文化です。
クアラルンプールでもたくさんのモスク(礼拝堂)があります。
以前、マレーシア政府食品安全局長と日本産フグの貿易交渉を行った際に立ち寄った
ピンク色のモスクがカワイイ感じでした。
 
そのハラール認証を日本のフグ屋さんが初めて取得したという記事をみました。
インバウンドが復活したらきっと人気になると思います。
店  名:魚昇
ジャンル:ふぐ料理、和食、創業112年のふぐ料理。
住  所:東京都台東区浅草五丁目10番2号
電話番号:050-5788-6220
休 業 日:毎週 月曜日
営業時間:昼 12時より14時まで、夜 17時より24時まで
 
また、先日NEWSにてフグの自動販売機の記事を拝見しました。
フグ刺身、フグちり、フグ唐揚げなどが出てきます。
コロナ禍において、実にユニークで今時代にマッチした取り組みです。
 
お問合せは(株)吉田水産さんまで。
 
 
<活 動>
 
2021年度国際ふぐ協会が請け負っている海外プロモーションは2つです。
 
1. 第23回インターナショナルシーフードショー開催
 
催 事 名:第23回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」
会  期:2021年11月8日(月)~ 10日(水)
会  場:東京ビッグサイト南展示棟
出展規模:550小間
出展料金:1小間 (横2.0m×縦2.0m) 税別110,000円
 
11月8日(月)~10日(水)の3日間、第23回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が開催されます。
フグ業界では繁忙期直前の時期ですが、昨年同様のフグパビリオンを実現したいと考えております。
 
参加したいが、人手がない方にはマネキンの利用、リモート出展や委託販売なども対応できます。
開催時には、第1回目のワクチン接種率が80%を超え、第2回目のワクチン接種率も70%を超えることが予想されています。
この数字からは、「シーフードショー」の出展者、来場者、関係者の多くが、ワクチン接種を終えており、
その上で、マスク着用、アルコール消毒、検温、そして会場の大きなドアを開放し、
11月の心地良い海風が感じられるように換気を実施することで、例年以上に安全な開催を実現することが可能と考えています。
コロナ後に向けた販促の機会として、是非一緒に参加しましょう。
申し込み〆切は10/12火までご連絡お待ちしております。
 
 
2. 外国フグ料理
 
Pufferfish in Foreign Cuisineです。
今回の外国式フグ料理はイギリスの「フィッシュ&チップス」です。
 
作り方:
 
≪材料≫
フグを処理し、身を三枚おろしにします。
大きければ半分にカット。
じゃが芋3個くらい
塩胡椒少々
薄力粉適量
揚げ油フライパンに1.5㎝
≪衣≫
薄力粉30g
片栗粉30g
重曹小さじ1/4
卵1個
水30g(大さじ2)
酢小さじ1
180℃油温で両面きつね色になるまでカラット揚げます。
粒マスタード入りマヨネーズ、ケチャップ
 
フグのプリプリ食感が強く感じます。
このような食べ方の方が若い方には人気です。
イギリス黒ビールとの相性が抜群です!
 
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
 
 
国際ふぐ協会
代表 古川 幸弘
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