ふぐ
日本のFUGUは安全で美味しい

「国際ふぐ協会」会報 Vol.58

会員の皆さん
 
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
 
予定通りパラリンピックも開催されて、
スポーツ情報があふれている中で、
各地のコロナウイルスの状況も変化しているようです。
日本では9/12までの緊急事態宣言が本当に最後となるのを祈るばかりで、
外食産業や観光産業の経済回復はいつ来るのか?
とても心配されます。
ワクチン接種が先行している欧米の動きを見ていても、
下記の通り、感染者はまだ多く、マスク着用や外出禁止など、
再度制限が発令されていますので安心できません。
 
 
<活 動>
 
1. 2021年度国際ふぐ協会が請け負っている海外プロモーションは2つです。
 
<シンガポール>
シンガポールでは1日平均92人の新規感染者が報告されています。
全人口の70%が新型コロナウイルスワクチンの接種を完全に済ませており安全性が高まり、
8/20よりオーストラリアなど比較的感染リスクの低い8カ国(日本は入らず)
を対象にワクチン2回終了後さらに2週間経過した場合は入国規制を緩和しました。
現地での規制はフェーズ2。
ワクチン接種対象者は、レストラン1グループ5人まで、ツアーなど50人まで等です。
9/18からは日本~シンガポール間での入国制限が緩和されますが、
日本に帰国した後に指定ホテル1~2日間の隔離と2週間の公共交通機関の利用制限があります。
従って、日本の状況が良くなれば緩和され、商用での出入国の可能性は高まりました。
今年は現地に渡航してのプロモーションにこだわりたいです。
 
<マレーシア>
マレーシアの感染者数は増加傾向にあり、平均で1日21,412人の新規感染者が報告されています。
従って、家族以外の外国人渡航者の入国は原則禁止。
現地からの情報では、ロックダウンも長く続いているが、一向に改善されない。
そんな中8/20よりワクチン2回接種後14日間経過した人はレストランや各施設の利用が許されたのですが、
従業員のワクチン接種義務もあり、以前のようなにぎわいはまだ見えないとのこと。
渡航の目途も見えない中、マレーシア・日本の両国の状態が悪いので、
昨年のようなプロモーションも検討しなければなりません。
 
 
2. トム・アサカワの著書のご紹介
 
長年にわたり在日米国大使館商務部において水産貿易担当官として活躍されたトム・アサカワこと浅川知廣氏は
当協会の立ち上げからアドバイザーとして、各省庁との交渉及び海外メディアへの宣伝や翻訳業務に多大な尽力いただいております。
アメリカ大使館退官後はこれまでの豊富な国際的視野からの水産貿易分野の経験を活かされ、
コラム「世界の水産事情」を水産市場流通の専門紙に5年間にわたり連載されました。
この度、これまでに連載したコラムをまとめ、「トム・アサカワの世界のおさかな事情」
(四6版180ページ予定・1200部)として記念発刊をいたします。
出版する著書は、日本と米国をはじめ世界の水産物貿易を理解する上で貴重な内容が網羅されており、
世界の水産事情を知っていただけるものです。
今回はその本を¥5000円(内税、国内送料込み)、限定15冊までを発売します。
12月頃発送予定。
ご希望の方は9/30までにご返信ください。
 
 
3. 第23回インターナショナルシーフードショー開催
 
 催 事 名:第23回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」
 会  期:2021年11月8日(月)~ 10日(水)
 会  場:東京ビッグサイト南展示棟
 出展規模:550小間
 出展料金:1小間 (横2.0m×縦2.0m) 税別110,000円
 
11月8日(月)~10日(水)の3日間、第23回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が開催されます。
オリンピックの影響で延期したシーフードショーが11月に開催されます。
フグ業界では繁忙期直前の時期ですが、昨年同様のフグパビリオンを実現したいと考えております。
参加したいが、人手がない方にはマネキンの利用、リモート出展や委託販売なども対応できます。
開催時には、第1回目のワクチン接種率が80%を超え、第2回目のワクチン接種率も70%を超えることが予想されています。
この数字からは、「シーフードショー」の出展者、来場者、関係者の多くが、ワクチン接種を終えており、
その上で、マスク着用、アルコール消毒、検温、そして会場の大きなドアを開放し、
11月の心地良い海風が感じられるように換気を実施することで、例年以上に安全な開催を実現することが可能と考えています。
コロナ後に向けた販促の機会として、是非一緒に参加しましょう。ご連絡お待ちしております。
 
 
4. 外国フグ料理
 
Pufferfish in Foreign Cuisineです。
今回の外国式フグ料理はシンガポールの「フィッシュヘッドカレー」です。
作り方:
材料はフグを処理し、1尾の頭から脳みそ(非可食部)を取り除きます。
出来るだけ大きいものを用意します。
魚の頭と一緒に煮込むと出汁が良く出ると言われています。
ふぐは中骨の方が出るのでアラも一緒にいれました。
現地の人は魚臭いのはダメなのでショウガとニンニクを多めにいれます。
後は玉ねぎ。
カレーソースはスパイスが多めに入ったものが理想です。
例えば、クミン、ターメリック、コリアンダー、シナモン、カイエン、
ココナツミルク(これは多め)、オイスターソース、ナンプラー、塩、
トマト缶、ジャガイモぐらいです。
 
お米はもちろん長粒米(タイ米)がベスト。
現地でのフィッシュヘッドカレーはこんな感じです。
 
タイガービールとベストマッチ❤
早く現地で食べたい!
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
Translate »