会員の皆さん
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
やっと東京でも緊急事態宣言が終了し、
プロ野球も開幕して、日常生活に少し戻りましたが、
患者数がまた少しずつ増えてきそうです。
結局はワクチン接種頼みなのですが、課題が山積みです。
オリンピックも聖火リレーがはじまりましたので、
7月の開催が無事に行われることを祈るばかりです。
<活動>
1)マレーシアでの日本産フグプロモーションです。
結局現在マレーシアの外出禁止令(MCO)は3月末まで延長されてしまい、
レストランでは店内での提供禁止という状態が続いています。
このような中で現地サプライヤーと協力し、シェフに向けて、
フグを送って創作メニューの写真を送ってもらうキャンぺーンを2月に実施することができました。
先ずは、日本でマレーシア料理店として名高い、
「マレーアジアンキュジーン」店に全面協力をいただき、
「国産ふぐ」を現地の嗜好にあわせたメニューを開発いただいきました。
マレーアジアンキュジーン(東京都渋谷区渋谷2丁目9−9)
オーナー&シェフ:チャー氏
※「ふぐ」の調理にあたっては、「ふぐ取扱認証書」を渋谷区保健所にて取得いただきました。
※ 5種類のメニュー
マレーシアからフグのサンプルの申し込みがあったのは60レストラン、
・フグを知っている人が100%、
・他の魚と変わらないと思った人が半分、
・フグの取り扱いに興味ある人が半分。
というアンケートと共にフグメニューが届きました。
一部しかご紹介できませんが、とても美味しそうな現地料理がたくさんありました。
マレーシアはクワラルンプールやジョホールバル、ペナンと都市も広い中で、
我々が渡航できない状況下で現地のサプライヤーさんには大変感謝しております。
結果、当協会として初めてのマレーシア向けフグのプロモーションでしたが、成功だったと思います。
来期こそ現地に入って、実施したいと思いました。
関係者に感謝します。
3)マレーシア代表就任
現在、国際ふぐ協会には台湾、香港、マカオ、シンガポール、ニュージーランドに地域代表がいますが、
このたびマレーシアの代表としてANDY TAN (アンディ タン)氏に就任いただきました。
今後のマレーシアへ向けてより一層日本産フグ食の拡大に力を入れて参りたいと思います。
4)シーフードショー大阪2021開催
3/17~18で開催されたシーフードショー大阪ですが、無事に終了いたしました。
昨年夏に続いて今回もフグパビリオンを作ることができました。
(株)吉田水産さんはフグやのどくろのお寿司、
(株)ショウリュウさんはトラフグ白子、(株)Fuはウナギ白焼きを試食して賑わいました。
シーフードショー全体では2日間で約5400人のバイヤーが来場されましたが、
コロナ禍を反映し通信販売の関係者が目立っていました。
5)この度フグ食の科学(水産大学校酒井元校長先生 編著)が完成しました。
たくさんの先生達によりフグの生物学的面白さ、資源の特徴、美味しさの秘密などを紹介するとともに、
フグ食にまつわる流通の仕方や食文化としての今後の課題を12章にわたり執筆しています。
私もフグHACCPについてコラムを書きました。
酒井先生のご厚意で少しですが余分に送っていただきましたので、
ご希望の方は事務局までご連絡ください。
着払いでよろしければお送りします。
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。