ふぐ
日本のFUGUは安全で美味しい

「国際ふぐ協会」会報 Vol.41

会員の皆さん
 
新型コロナウイルスが世界中に広がり、
日本もイベントの中止や学校の休校が続いております。
7月の東京オリンピック開催も延期が決定し、
厳しい状況が続いております。
通常3月は卒業式、送迎会、花見などイベントの多いシーズンですが、
自粛のためレストランにも人が集まりません。
もうしばらく辛抱が必要のようです。
 
国際ふぐ協会も日本水産学会春季大会が開催されず、
今月講演を依頼されていた第36回マリントキシン研究会が中止となりました。
誠に残念ですが、またのチャンスにお願いしたいと思います。
 
そうはいっても3ケ月以上も赤字が続くと死活問題となるお店も出てきます。
日本政府は緊急対策をやっております。
 
新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ。
 
またこちらのパンフレットには支援対策がより詳細にとりまとめてあります。
 
ただ日本政府が無担保・無保証で資金貸付をしてくれても、
借金が増えるだけだという声も多いので、
ウイルスが収まった段階での対策を注目したいと思います。
 
また国内外では日本の生魚などの生鮮品に対して、
科学的な根拠に基づかない風評が生じているという事例が出ているようです。
誤解がないよう風評被害対策として皆さんへ周知するよう
日本政府から指示がきましたので添付資料をご一読ください。
食品業としては今回のウイルスが食材を介して感染するいわゆる「食中毒」
でなくて幸いでした。
 
今春に開催予定だった世界のメジャー水産食品の各イベントも
夏以降に延期しておりますが、
なんと6月には中国福州市で国際漁業博覧会が
予定通り開催されるとのことです!!
さらに当会事務局にも出展の協力要請をしてきました。
本当に中国人の商売魂には頭が下がります。
もし限定的でも中国で日本産フグ解禁のチャンスとなるなら
中国でも飛び込んでいきたい想いです。
 
昨年国際ふぐ協会はシンガポール向けに実施した招聘型、渡航型の
プロモーションについて日本政府より好評を得ました。
もし今年度も実施できれば「世界に日本のFUGU食を広める」ことが前進します。
日程はとてもタイトとなりますが、頑張りたいと考えています。
 
日本では桜が満開のところが多く、希望の春がやってきました。
ウイルスの終焉が待たれます。
 
以上です。
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