国際ふぐ協会会員の皆様
こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会29回目の会報です。
桜も咲いて春爛漫となり、天然トラフグから春マフグのシーズンとなりました。
新年度はいつも高揚感というか、
新しいことがスタートする期待感がありますからフグ業界にも希望のニュースを届けたいです。
そこで、今回は活動として2つご紹介します。
その前にお詫びと訂正があります。
前回の会報で全国ふぐ連盟監事兼事務局の小野さんを小田さんとご紹介しまして、大変失礼しました。
1つ目はその小野さんから厚労省から下記検討会のとりまとめ案に対するパブリックコメント募集を行っているよ!との情報をいただきました。
6月の食品衛生法改正でフグについて記載があると噂されていた件だと思います。
「食品の営業規制に関する検討会とりまとめ案(政省令関係事項)」
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495180411&Mode=0
「食品衛生管理に関する技術検討会政省令に規定する事項の検討結果とりまとめ案」
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495180412&Mode=0
国際ふぐ協会としてはあまり国内のことで意見していませんでしたが、
今回は折角の機会なので「あるべき論」を上申することにしました。
長くなるので、意見書を添付します。
皆さんもまだ時間がありますので、
厚労省さんへ意見を出されてください。
2つ目については台湾についてです。
当協会員の台湾老舗ホテルのオーナーさんへ、
「フグ輸出の手がかりもつかめていない台湾でどのようにしたらいいのか?」
ご相談も兼ねてご挨拶へ伺いました。
そこへなんと!台湾衛生局食品輸入の責任者がおられてビックリしました。
ホテルオーナーさんのご配慮で沢山の台湾衛生界の重鎮の方々と会食することになりました。
皆さんとは初対面ですがたくさん意見や質問をしたいことが溢れて、失礼がないように気持ちを抑えるのが必死でした。
もちろん日本のフグの話もしましたし、よくご存じでした。
本当に貴重な経験をさせてもらいました。
交渉相手は当然ながら日本政府が窓口となりますが、
希望がみえてきました。
今度は日本政府を何とか前のめりにさせないといけないので、
霞が関巡りをしないといけません。
国際ふぐ協会の春の便りとしては幸先のいいスタートがきれました。
今後とも皆様のご理解ご協力を宜しくお願い致します。
> 食品営業規制および食品衛生管理に関する技術検討会のパブコメ.pdf