ふぐ
日本のFUGUは安全で美味しい

「国際ふぐ協会」会報 Vol.11

国際ふぐ協会会員の皆様

皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の11回目の会報です。
10/29はトラフグの日です。
このような日に生まれて50年も経ちましたので、
何とか皆さんのお役にたてればと願っております。

今シーズンは国内向けですが、日経新聞をはじめ、
各TV局やメディアへ「今はフグがお買い得」のアプローチを行い、
たくさん宣伝してもらいました。

出来ることは全てやりましたが、後は寒くなって、景気が良くなって、
フグがたくさん消費されることを祈るばかりです。、

さて、最近の活動としまして、―
<台湾へのアプローチです。>
世界最大の親日国。
国民の90%以上が日本を好きだと考えているそうです。
嬉しいですね。

しかし、台湾では数年前よりフグの流通やフグ食を禁止する法律が制定されています。
理由はそれまでのフグ中毒事故件数の多さと死亡率の高さによるものです。

ご存じの通り、日本は中国に気を使って台湾を国家と認めておらず、
日本の機関も正式なものを置いておりません。
色々と交渉について難しい点があります。

そこで、水産庁や水産物拡大協議会と連携し、
台湾の外務省&経済産業省にあたる部署を通じて、
厚生労働省の役割の食品安全局(FDA)へ、
日本産フグの輸入を認めてもらうようアプローチを行っております。

直近では、昨年はフグセミナーを行った、
11月の高雄漁業祭にてフグ刺しの試食を申請しましたが、NGとなりました。
日台友好を全面に交渉してもらったのですが残念でした。(≧▽≦)

諦めずに台湾FDAへ日本産フグの安全性の説明を兼ねた交渉会議を申請しています。
法律から変更する必要があるため、かなりハードルが高いと報告がありました。
しかし、最近になって和牛も輸入解禁されたので、可能性はあります。

説得のポイントとしては
① いかに日本のフグ加工品は安全であるか、
② たくさんの現地の人が要望しているか
ということだと考えております。

国際ふぐ協会では台湾の会員さんもいるので、時機を見て
現地の声を台湾政府への届けたいと思っています。

会員の皆さんも情報がございましたら共有させてください。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上

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